眠りが浅い理由は自律神経の乱れ?

 

眠りが浅い理由は自律神経の乱れ?

眠りが浅いために昼間に眠気が起こったり、あくびが絶えないなど睡眠不足の症状が出ることがありますが、もしかしたら自律神経の働きがうまくいっていないのかもしれません。

逆に眠りが浅いなどの睡眠障害が原因で自律神経に悪影響が及ぶこともあります。

実は、寝つきが悪いわけでもなく、睡眠時間が足りていないわけでもないのに、朝起きた時になんとなく目覚めが悪く、1日中すっきりしないといった経験をお持ちの方はとても多く、いつも自分は浅いと思っている方もいるでしょう。

睡眠障害には入眠困難や昼夜逆転など特徴的な症状があげられますが、眠りが浅い場合は浅眠と言って睡眠中に何度も夢を見ることで疲れが取れないとか、いくら寝ても熟睡した気がしないといった特徴があるようです。

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もともと、睡眠には自律神経の作用が大きくかかわっています。

夜になると身体を休ませようとする自律神経の中の副交感神経の作用によって自然と眠くなったり、身体の筋肉が緩んでリラックスできる準備が整うものです。

自律神経がうまく働いていれば、ほとんどの方が深夜には眠気に勝てずに就寝することができるでしょう。

逆に自律神経のバランスが崩れて夜になっても交感神経が活発に作用していれば、なかなか眠れずに悶々とした時間を過ごすことになってしまいます。

眠りが浅いと感じる方は、一度自律神経の影響を疑ってみる必要があるかもしれません。

また、眠りが浅いということは深い眠りに達した時に分泌されると言われているホルモンの効果を得ることができずに、疲労感が残ってしまったり免疫力の低下にもつながると思われます。

さらに、就寝直前までパソコンやスマホと格闘していると脳がストレスを抱えたまま睡眠状態に入ることになり、眠りが浅いまま朝を迎えてしまうことになりかねません。

そして、そういった習慣が長く続くことで自律神経のバランスを崩し、睡眠障害だけでは済まなくなるケースもあります。

特にうつ病の患者さんには不眠や早朝覚醒、そして浅眠といった傾向がみられるので、眠りが浅いことを軽く考えずにご相談いただければと思います。


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