躁鬱病の診断基準について - 川西市の心療内科 こばやしクリニック

 

躁鬱病の診断基準について

躁鬱病の診断基準をあらかじめ知っておきたいと思うのは、患者さんにとって当たり前のことなのかもしれません。

鬱病を疑って専門の病院を受診したものの躁鬱病だとなれば、その違いにはどんな診断基準があるのだろうと思うことでしょう。

また、通院治療で済むと思っていたにもかかわらず入院が必要だとなれば、通院と入院の診断基準の違いが気になるはずです。

当クリニックは、躁鬱病や鬱病、さらに睡眠障害やパニック障害などの患者さんと日々向き合っているわけですが、いずれの患者さんにも多く見られるのが食欲がないとか眠れないといった症状であり、常に疲労感や不安感が付きまとっていることが多いようです。

そういった症状を訴えている患者さんが躁鬱病なのか鬱病なのか、それともどちらでもない別の精神疾患なのか、丁寧に診断基準にそって判断することになります。

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特に鬱病だと思い込んでいる患者さんが躁鬱病であることを見逃さないためにも診断基準が重要になってきます。

常に鬱状態なのか、それとも異常なほど気分が高揚する期間があるのかが診断基準となったりします。

しかもその高揚するのがどの程度の期間なのかも、躁鬱病の進行状態を知るうえで重要な診断基準となるわけです。

また、あまり他人に迷惑をかけるような言動は見当たらないのか、逆に金銭的なトラブルを招いたり、攻撃的な言葉を発したりといった症状が頻繁にあるのか、といったことも躁鬱病の深刻さを判断するための診断基準となってくるでしょう。

そういった診断基準をもとに精神科や心療内科の医師が患者さんにとって最善の治療方針を決めることになります。

入院治療が必要だという結果が示されることもあれば、治療期間が長くなるといった説明を受けることもあると思いますが、適切な治療を続けることが躁鬱病治療にとって大切なことなので、中途半端に治療をやめることなく、処方された薬をきちんと服用することが大切です。

もし躁鬱病をお疑いであれば、適切な診断基準のもと治療方針などを説明させていただきますので、川西市のこばやしクリニックにお気軽にご相談ください。

 

躁うつ病で入院する時の心構え

躁うつ病で入院する際、心構えが非常に重要です。入院は大きな変化であり、不安やストレスが伴うことがありますが、次のポイントに留意することで、入院期間をよりスムーズに過ごすことができます。

自己受容と理解
まず最初に、自分自身を受け入れ、自分が入院することが治療の一環であり、自己ケアの一環であることを理解しましょう。入院は病状の安定化や回復の一助として行われるものです。

開かれたコミュニケーション
入院施設のスタッフと開かれたコミュニケーションを取りましょう。自分の症状や気分の変化を率直に伝えることが、適切な治療を受けるために重要です。

治療プランへの協力
医師や看護師の指示に従い、治療プランに協力しましょう。薬物療法や心理療法のセッション、グループセラピーやリハビリテーションプログラムなど、提供される治療プログラムを積極的に受け入れることが重要です。

自己ケア
自分の健康を意識し、規則正しい食事、十分な睡眠、適切な運動などの自己ケアを維持しましょう。これらの要素は治療の一部として重要です。

サポートシステム
友人や家族との連絡を保ち、感情的なサポートを受けましょう。訪問者の許可を得る手続きや訪問時間を確認しましょう。

ポジティブなアウトルック
回復へのポジティブなアウトルックを持つことが大切です。治療の過程には進展と挫折が含まれますが、希望を持って前向きに取り組むことが重要です。

エンターテイメントとリラックス
入院中に退屈やストレスを軽減するために、好きな本や音楽、ホビーなどを持参し、リラクゼーション技術(瞑想や深呼吸など)を活用しましょう。

時間の有効活用
入院期間中、自己啓発や新しいスキルの習得など、有益な活動に取り組むことができるかもしれません。自己成長を促すチャンスと捉えてみてください。

入院は治療の一環であり、自分の健康を改善し、将来的な安定を目指す手段の一つです。開かれた心と協力的な態度を持ち、医療スタッフと連携し、回復へ向けて前向きに取り組むことが大切です。

 

躁鬱病で入院する際に用意すると良い物

躁うつ病の入院の際には、入院施設や病院のポリシー、および個人のニーズに応じて、必要なものが異なる場合があります。以下は、一般的に入院時に用意すべきもののリストですが、事前に担当医師や入院施設のスタッフに相談し、具体的な指示に従うことが大切です。

薬物と処方箋:既に服用中の薬物を持参し、処方箋も一緒に持っていきましょう。入院中に医師が薬物療法を継続または調整する可能性があるため、過去の処方箋情報が重要です。

衣類
入院施設のポリシーに従って快適な服装を持参し、季節に合った服や着替えを用意してください。一般的にはジョギングパンツ、Tシャツ、スリッパなどが役立つことがあります。

個人用品
歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、ボディーソープなどの個人用品を持参し、使い捨てのアイテムを選ぶことが推奨されます。身分証明書と保険カード:身分証明書(運転免許証、パスポートなど)と健康保険カードを持っていき、手続きに使用します。

連絡先リスト
家族や友人、緊急連絡先の情報をリストアップし、スマートフォンなどに保存しておくことが重要です。これは訪問者リストとしても使用されることがあります。

家計の管理
銀行カード、小切手帳、および家計の管理に必要なアイテムを持参し、必要な支払いや手続きを行うことができるようにしましょう。

ダイアリーまたは日記帳
入院中の気分や感情の変化を記録するのに役立つことがあります。これは治療プランの調整に役立つことがあります。

快適なエンターテイメント
持ち込みが許可されている場合、読書材、ノートパソコン、ヘッドフォン、お気に入りの音楽など、退屈を防ぐためのエンターテイメントアイテムを持参しましょう。

キャッシュやクレジットカード
小額の現金やクレジットカードを持っていき、必要な場面で使用できるようにしましょう。

必要な特別なアイテム
入院中に必要な特別な医療機器やアイテムがある場合、それらを持参することを忘れないでください。

入院前に医療スタッフや入院施設のスタッフとコミュニケーションを取り、具体的な指示や持参すべきものについて確認することが大切です。


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