心療内科には、大学生など比較的若年層の患者さんが来院されることも多く、早いうちに心の病と向き合って改善を目指そうとしている大学生もいらっしゃいます。
ただ、一般的には心療内科に通院するような患者さんは、大学生といった年齢層よりももう少し上の世代に多いように思われているのではないでしょうか。
つまり心療内科が関わるような心の病は、社会生活の疲れの蓄積が引き金となることが多く、やはり30代・40代と年齢を重ねるごとに利用する方は多いようです。
実際、心療内科で総合失調症や気分障害、そしてうつ病などの治療を受けている患者さんの年齢別の割合を見ても、大学生などの20代に比べて30代・40代の患者さんの方がはるかに多くなっています。
ところが、来院された患者さんに接すると、心の病が初めて現れた時期が来院されるよりずっと以前ではないかと思われるケースも多々あります。
たとえば、それが大学生の頃からと思われることも珍しいことではありません。

また、不安症などの兆候は大学生というよりももっと早い時期、中には幼少期に現れ始めたものの見過ごされてしまい、大学生になるまで心療内科に通院することもなく、就職などで社会に出て馴染めずに苦しんでいる方もいます。
さらに、大学生の心の病として相談を受けることが多いのが、一人暮らしを始めることの不安や、中高生の頃の授業体系から一変することへの不安、あるいは卒業を控えて社会人になることへの不安などであり、些細なことが大きな心の負担となってしまうこともあるようです。
そういった心の病を抱えて悩むことが多いのであれば、一度心療内科に来院されてはいかがでしょうか。
こばやしクリニックは、兵庫県川西市でうつ病や不眠症などさまざまな心の病に向き合った治療を行っております。
心療内科と言えば緊張される方も多いのかもしれませんが、当クリニックは明るく穏やかで安らぎが感じられる雰囲気の中で診療を行っておりますので、大学生はもちろん、どんな年齢層の方でも敷居の高さを感じることなく来院いただけると思います。