自信喪失の経験は誰にでもありそうですが、中には数えきれないほど挫折や絶望をくり返し、何度も自信を無くした経験があるという方も多いのかもしれません。
ただ、数えきれないほどの経験となれば、当然治すすべもわかっているのでしょう。
自信喪失を治すことができなければ、いつまでたっても悔やんで落ち込んだままで自己否定や自己嫌悪に囚われ、その挙句うつ病や躁うつ病を発症してしまうこともあるでしょう。
少しでも早く治す、つまり自信を取り戻すことで精神障害を発症することのないようにしたいものです。

では、どんな時に自信喪失を経験するのかと言えば、仕事でのミスや受験の失敗、失恋がきっかけになることも多いかもしれません。
ミスはしていないものの人と比べて落ち込んでしまうケースもあるでしょうし、誰よりも努力したと自負するあまりに失敗の痛手が大きい場合もあると思います。
そして、自信喪失によってすべてがむなしく思えて何もする気が起こらなくなったり、人間関係に不信感を持つこともあるでしょう。
ところが敗北感や挫折感などは、治すことさえできれば貴重な経験として成長につなげることができるのかもしれません。
ただ、十分な時間と環境が重要で、治すためのきっかけを上手につかむことができるかどうかが分かれ道だと思います。
当クリニックでは心療内科としてさまざまな心の病で悩む患者さんの診察・治療を行っておりますが、うつ病の患者さんには自信喪失の傾向が現れることが多く、自分の能力を過小評価してしまい些細な失敗にも責任を感じてしまうようです。
周囲からみれば不思議なことかもしれませんが、一度陥ってしまうと治す手がかりはご自身の努力だけでは見つけられないものかもしれません。
あまりに自信喪失が目立ち、いつまでたっても治すことができない時は、心療内科にご来院いただいてご相談いただければと思います。
当クリニックは、心療内科や精神科の病院にありがちな重苦しさを感じさせない明るく緊張せずに受診できるクリニックです。