衝撃的な出来事に遭遇したり、心が動揺するような言葉を浴びた時、
精神の安定が維持できなくなり、情緒不安定になることがあります。
一時的な動揺であれば、泣いたりわめいたり怒ったり、
といった感情をあらわにするだけで、
情緒不安定な状態も時間と共に回復していくものです。
気持ちを素直に表現することが、
情緒不安定対策になっているとも言えるでしょう。
情緒不安定対策が取れさえすれば、動揺も落ち込みも、
歯止めが利くものです。
ところが、格段かわった出来事でもなく、
心が乱されるような言葉でもないにもかかわらず、
情緒不安定になることがあるのです。
その原因は、性格や年齢が情緒不安定に
関係していることもあるでしょうし、
環境や身体の調子や持病などが原因になって、
情緒不安定を生み出すこともあると思います。
ただ、原因がはっきりとはせずに情緒不安定になり、
その情緒不安定が繰り返されることで、
パニック障害に発展してしまうこともあります。
では、情緒不安定対策として、
どんなことに気を付けて、どんな対策を取ったらいいのか。
自分でできること、あるいは情緒不安定な人に接する時の対策などを
知ることも、いざという時には役立つものです。
情緒不安定対策として思いつくのは、
まずは人に話してみるということでしょう。
友人や家族に話すことも、情緒不安定対策になると思いますが、
その相手が心療内科医であれば、情緒不安定対策として
ベストかもしれません。
たとえば、パニック障害の患者さんは、突然、
動悸が激しくなり呼吸が荒くなり、全身が緊張して冷汗が出たりもします。
そして、その他にも、漠然とした恐怖感や不安感を感じたりするケースが
多く、つまり情緒不安定を伴うことが多いのです。
パニック障害の発作とまでは思えない場合でも、
まずは情緒不安定対策として、心療内科にご来院ください。
情緒不安定対策は、深呼吸したり暖かい飲み物を飲んだり、
好きな音楽を聞いたり、本を読んだり様々な対策法があるかもしれませんが、
そういった情緒不安定対策では手に負えない時は、
こころと不眠の診療所、こばやしクリニックの受診をお勧めします。
一緒に、情緒不安定対策を考えてみませんか。