心療内科では、パニック障害やうつ病などの精神疾患に苦しむ患者さんが治療通院されていますが、中にはノイローゼ対処のために心療内科を訪れる方も少なくありません。たとえば、一つのことをくよくよと悩んだり、必要以上に物事が心配になったりすることを、ご自身で「最近ノイローゼ気味で」といった表現をすることもあるでしょうが、心療内科に通ってまでノイローゼ対処が必要な患者さんの場合は、ノイローゼの一言では片づけられないような辛い症状をお持ちです。「自分がノイローゼなのかもわからない」このような状態の方こそ、直ぐにでも対処が必要なのです。
たとえば、ノイローゼの症状と言えば、おもに精神面での症状が取り上げられますが、精神的にダメージを受けたり、何かの出来事や誰かの一言がきっかけとなり、悩んだり落ち込んだりして不安が大きくなりノイローゼになることがあり、ノイローゼ対処としては、医師との信頼関係が大きく関わることになるでしょう。また、ノイローゼ対処の必要な患者さんの場合、精神面での症状ばかりでなく身体的な症状が現れることも多く、動機やめまい、吐き気や頭痛、中には呼吸困難になる方もいて、それぞれの身体的症状に適したノイローゼ対処が必要になります。
原因として男性で多いのは、仕事のトラブルなどの積み重ねでいつの間にかノイローゼを発症してしまい、人にも言えず自分では対処もできず重症化してしまうことなどがあげられます。女性では、昔から産後の肥立ちが悪いという言葉を使うことがありますが、出産後なかなか身体が回復しない状態を示しているわけですが、子育への不安なども回復の遅れに影響を与えていることがあるのではないでしょうか。今は、育児ノイローゼという言葉を使いますが、実際に育児ノイローゼ対処で心療内科を受診する方も増えています。妊娠・出産、そして自分の身体の回復と育児に対する不安に対処できず、さらに相談相手もいないことで、育児ノイローゼが起こります。育児ノイローゼ対処の患者さんの場合、早い段階で身近な人が手を差し伸べれば、心療内科でのノイローゼ対処が必要なほど悪化することはないのかもしれませんが、ノイローゼ対処が遅れたために、命に関わるような事態に陥ることもありますので、子どもの泣き声を疎ましく思ったり、育児を苦痛に思った時は、早い段階でノイローゼの対処が必要です。
正しいノイローゼの対処方法がわからずお困りであれば、こばやしクリニックに対処方法をご相談ください。