人の身体には、自分の意志とは関係なく働く交感神経と副交感神経が存在しているわけですが、まれにそのバランスが乱れてしまうことがあり、その症状が続いた場合は自律神経障害と判断されることがあります。たとえば、自律神経障害のおもな症状としては、血圧が上昇したり脈拍や呼吸が早くなることがあり、その場合は交感神経が緊張したことにより起こる自律神経障害と言えるでしょう。こういった自律神経障害を起こさないためには、ストレスの多い生活を送っている人はリラックスできる時間を設けることであり、血管を拡張して心拍数を整える副交感神経の働きを促す必要があります。たとえば、ゆっくり音楽を聴いたり、のんびりと散歩したり、入浴時にアロマの香りでリラックスすることで副交感神経が働き、交感神経とのバランスが整えば自律神経障害も改善していくと思われます。
さらに自律神経障害の方に多いのが体温の調節が上手くいかずに、真夏でも手足の先が冷たかったり、筋肉のコリや頭痛、のぼせや生理不順などが起こることもあります。もちろん、消化器系の異常につながることもあり、便秘や下痢を起こしやすい方の中には自律神経障害が起こっている場合もあるでしょう。そういった不快な症状、そして不快というだけでは済まない症状など、自律神経障害が引き起こす症状は多く、適切な治療を受けていただきたいと思います。そして、自律神経障害でお困りであれば、川西市にあるこばやしクリニックにご相談ください。