最近は、うつ病やパニック障害といった心の病で心療内科や精神科を受診される方も増えて、より早い治療が良い結果を生むと理解されることも多くなったように思います。ところがノイローゼ治療となると、ノイローゼそのものがあまり深刻にとらえられていないこともあって、わざわざノイローゼ治療のために心療内科を受診する必要はないと思ってしまうのかもしれません。それは、ノイローゼと呼ばれる症状の幅が広く、「昔、ノイローゼになったことがある」とか「ノイローゼになるほど勉強した」などと気軽に話せるようなノイローゼ体験も多いからかもしれません。ただ、必ずしも気軽にとらえていい病気ではなく、適切なノイローゼ治療が必要な症状をお持ちの方も多いはずです。
たとえば、出産して数ヶ月経った頃に、育児に疲れて社会からの疎外感を感じて育児ノイローゼになることがありますが、一人で悩まずに心療内科でノイローゼ治療を受けてみてはいかがでしょうか。嫌だと思ってしまう育児も、ノイローゼ治療を受けることで、感じ方が大きく変わっていくと思います。受験勉強をしても成績が上がらずに悩み、受験ノイローゼになり不登校になるといったケースがありますが、ノイローゼ治療を受けることで気持ちが楽になり、成績に良い影響が出ることもあるはずです。また、環境に溶け込めず適応障害とも言えるノイローゼになった場合も、ノイローゼ治療を受けることで周囲を受け入れることができるようになるでしょう。
兵庫県でノイローゼ治療のために心療内科をお探しであれば、地域に根差した医療を目指す、こばやしクリニックにご相談ください。