心療内科ではさまざまな心の病の治療に当たっているわけですが、心の病の一つに不安障害と呼ばれる症状があります。ただ、多くの場合は不安を感じることが危険を回避することに繋がるわけで、不安を感じることは厄介なこととは言えません。ところが、あまりにもその感情が行き過ぎたもので、神経が敏感になっている場合は不安障害を考えなければなりません。そして、できるだけ早く心療内科にご来院いただくことをおすすめいたします。
不安障害は、ショックな出来事がきっかけで発症することがあります。当クリニックの心療内科にも、不安障害の患者さんが来院されることがありますが、一度の失敗が原因で不安障害になったというケースもあります。たとえば、人前で話すという場面で失敗したために、それ以後大勢の人の前では声が出ないほどの状況に陥るといった不安障害もあります。また、事故や災害に遭遇した経験から、身の回りの音に敏感になり過ぎるのも不安障害と言えるので心療内科で治療を受けてみてはいかがでしょうか。さらに子供の頃に動物に噛まれたことで、犬や猫が近付くとパニックになるといった不安障害も心療内科の受診をおすすめします。不安障害が原因で、バスや電車、エレベーターにも乗れないといった患者さんが心療内科で治療を受けることもありますので、自分の症状も不安障害なのではと気付くことがあれば、心療内科のこばやしクリニックにご相談下さい。