もし、眠れない日が続いていたら、どんな対策を取るでしょうか。数日間不眠が続いていても、専門医の治療を受けようと思う方は少ないのかもしれません、そして、身体が疲れていれば眠れるだろうと、昼間は必死に身体を動かすのかもしれません。不眠が続けばお酒に頼るかもしれませんし、不眠解消のグッズを買い求める方も多いことでしょう。それでも不眠が続くとなれば、とりあえず不眠の専門医のもとを訪ねてみようかと考える方もいるでしょう。ところが不眠の場合、あまり病気という意識を持つことは少なく、わざわざ専門医の診察を受ける必要はないと思う方が多いようです。
例えば不眠だという自覚がなければ、身体がだるいということで急性肝炎などを疑って、その専門医のいる大きな病院を受診する場合もあるでしょうし、食欲がないということで胃や腸の病気を疑って、専門医の診察を受けることもあるでしょう。また、中には更年期障害とよく似た症状があるために、更年期障害の専門医を探そうとする場合もあるかもしれません。ただ、身体のだるさも食欲不振も不眠の結果として現れることもあり、不眠の自覚があれば、身体がだるくて食欲がないのも不眠が原因かと疑うのでしょが、不眠の自覚そのものがないのであれば、不眠の専門医を受診することまで思いつくことはないでしょう。特に、更年期障害の場合は、ストレス障害や不眠症の症状と重なる部分が多く、女性であれば婦人科の更年期障害の専門医がもっとも適していると思うようです。