睡眠障害という言葉を見聞きしたことがあるかと思いますが、睡眠障害の苦しみは、実際に睡眠障害に陥った方でなければ、理解しにくいものかもしれません。それは、障害という言葉が付いているにも関わらず、安直にとらえられてしまいやすいものだからです。たとえば、睡眠障害と聞いて、寝つきが悪いとか、夜中に何度も目が覚めるといった状況が思い浮かぶかと思いますが、一時的にそういった状況に陥る可能性は誰にでもあることです。たとえば、心配事があって眠れないとか、疲れ過ぎてなかなか眠りに落ちないといったように、何か睡眠障害の原因が思い当たるようであれば、原因が解決すれば睡眠障害も改善すると思われます。
ところが、実際に睡眠障害を懸念して来院される方の場合、睡眠障害の生活はかなり過酷で、睡眠障害の影響が顔の表情に現れていたり、身体からは脱力感や倦怠感が感じられたりして、そのまま睡眠障害を放置していると、いずれ自律神経に影響が及び、うつ病を発症することもないとは言えません。睡眠は効果的なストレス解消法とも言えるわけですが、睡眠障害の場合は睡眠そのものがストレスとなってしまうわけで、なかなかご自身の努力だけで睡眠障害を克服するのは難しいものでしょう。そして、睡眠障害の改善のためには、やはり心療内科においでいただくのが一番で、川西市のこばやしクリニックであれば、周辺の市町、たとえば豊能町からも睡眠障害で通院されている患者さんの多い心療内科になります。