心療内科では、不安障害克服に向けての治療も行っているわけですが、パニック障害の治療も不安障害克服の一つと言えるでしょう。たとえば、パニック障害の場合は、電車の中やエレベーターの中など、狭く自由にその場から出られないという時に不安になり、動悸が激しくなったり呼吸が苦しくなったり、冷や汗をかいたりするという症状です。中には、ここで死んでしまうかも知れないと不安を募らせることもあるようです。そういった症状を慢性化させないためにも、早期に不安障害克服に向けての治療を開始してはいかがでしょうか。
また、不安障害克服の患者さんの中には、パニック障害とは少し違ったケースもあります。たとえば、友達との会話は何の問題もないのに、相手が上司となればうまく会話ができるかどうか不安になるという方も少なくないでしょう。そして、そんな不安が仕事に支障が出るほどであれば、不安障害克服を考える必要があるかもしれません。仕事で自分の提案が認められそうな時、プレゼンで人前に立つ不安が大きいという方の場合も、不安障害克服を検討してみてはいかがでしょうか。
こういった不安障害は、パニック障害のように特定の場所や空間がパニックを起こすきっかけになるのではなく、対人や社交の場で不安を感じることになり、赤面したり喋れなくなったりといった症状が出ることが多く、ぜひ不安障害克服を検討されることをお勧めいたします。
さらに、不安障害克服をお勧めするケースとしては、経験から発する不安やストレスから、心身に症状が現れる場合です。たとえば、事故を目撃したために、その場所を通れなくなったという方にも不安障害克服の治療が適しているかもしれません。子どもの頃に刃物で怪我をしたために、包丁やカッターナイフなどを見ると恐怖を覚えるという方も、不安障害克服で不安を取り除いて心の安定が図れるかもしれませし、閉所恐怖症や高所恐怖症などで、不安障害克服の相談を受けることもあります。
不安障害克服をお考えであれば、川西市のこばやしクリニックにご相談ください。