ノイローゼという言葉を聞いたり、実際にご自身が口にすることもあるかもしれません。
そして、今すぐにでもノイローゼの治療のためのクリニックを見つけたいと思ってる方もいるのではないでしょうか。
比較的簡単に「最近ノイローゼ気味で・・・」と言ってしまうこともあるかもしれませんが、ノイローゼは不安障害や脅迫障害といった神経症であり、自分でノイローゼだと自覚することなく心が病んでしまっているケースも多く、できるだけ早く専門のクリニックに通うことをおすすめしたいと思います。
では、ノイローゼの治療を受けるにはどういった病院を選べばいいかということになるかと思いますが、中には精神科病院などを探す必要があり、入院治療を受けなければならないと思われているかもしれません。
ただ、精神科病院で入院治療を受けるとなればハードルは高く、人に知られたくないといった理由もあって、治療を受ける踏ん切りがつかず、ノイローゼを悪化させてしまったケースもあるようです。

ノイローゼに限らずどんな心の病も、緊張から解き放されるような環境での治療が望ましく、当クリニックであれば安心して通院していただけるはずです。
特に、最近は育児ノイローゼに付いてのご相談も増え、ご本人だけでなくご家族・親族の方からご相談いただくこともあります。
その他にも、病気や仕事、人との付き合いなどが負担になって、ストレスからノイローゼを発症する方も多いようですので、それが引き金となってうつ病を発症したり、自傷行為を行うといった流れに陥らないように、早めに心療内科や精神科のクリニックをご利用ください。
当クリニックは、阪急宝塚本線の川西能勢口駅から徒歩2分の場所にあるクリニックになりますので、気軽にご来院ください。
自分で出来るノイローゼ予防・改善法
【1】生活習慣を整える ―「こころとからだ」の土台作り
✅ 睡眠の質を整える
毎日同じ時間に寝起きし、7~8時間の睡眠をとる。寝る前のスマホ・カフェイン・アルコールを避ける。
✅ 食事をバランスよく
糖質・脂質に偏らず、ビタミンB群・鉄・マグネシウム・たんぱく質を意識。腸内環境(発酵食品、食物繊維)も大事。
✅ 適度な運動をする
週に3回以上、30分程度の軽い運動(ウォーキング・ヨガ・ストレッチなど)でセロトニンを活性化。
✅ 規則正しい生活を送る
生活リズムを乱さず、昼夜逆転を防ぐ。夜勤や徹夜は極力避ける。
【2】ストレス対処スキルを身につける
✅ ストレス源の把握
何が自分にストレスを与えているか書き出す。人間関係?仕事?性格傾向?
✅ 「考え方のクセ」に気づく
「完璧主義」「白黒思考」「自己否定」など、ストレスを生む思考パターンを見直す(認知行動療法が有効)。
✅ 境界線(NOを言う力)を持つ
他人の期待にすべて応えようとしすぎない。自分を守ることも大事。
✅ 気分転換の習慣を持つ
散歩・カフェ・音楽・アロマ・読書・手芸など「安心できる時間」を毎日確保する。
【3】リラックス法で心身の緊張をゆるめる
✅ 腹式呼吸・深呼吸
ゆっくり鼻から吸って、口から細く吐く。1日数回3分だけでも効果あり。
✅ 瞑想・マインドフルネス
「今ここ」に意識を向ける練習。雑念を流し、ストレスから距離を取れる。
✅ 漸進的筋弛緩法
全身の筋肉を緊張→弛緩させてリラックスを感じる(寝る前におすすめ)。
✅ 五感を使ったリラックス
アロマ、好きな音楽、心地よい布団、温かい飲み物、自然の音などで安心感を得る。
【4】「気持ちを出す」習慣を持つ
✅ 日記を書く/気分を記録する
感情を書き出すだけでスッキリ。自分のパターンも見えてくる。
✅ 信頼できる人に話す
話すだけで気持ちが整理される。「助けて」と言っていい。
✅ 1人で抱えない・完璧にやらない
弱さを認めることは回復の一歩。
【5】デジタル・SNSとの距離感を調整する
スマホやSNSで過剰に情報を追いすぎると、脳が疲れ、自己否定感も高まる
「見ない時間」を意識的に作る(デジタル・デトックス)
こんなときは医療機関に相談しよう
不安やイライラがずっと続く
眠れない・食べられない日が続く
何もしたくない・涙が止まらない
パニック、過呼吸、動悸が頻繁に出る
死にたいと考えることがある
→ 早めに心療内科・精神科を受診するのが回復への近道です。
1人でがんばりすぎなくて大丈夫です。