ノイローゼが治らないとお困りなら - 川西市の心療内科 こばやしクリニック

 

ノイローゼが治らないとお困りなら

なかなか治らないノイローゼに苦しんでいるのであれば、一度心療内科を受診することをおすすめいたします。

こころと不眠の診療所である当クリニックには、不眠症が治らないという患者さんやパニック障害で苦しんでいる患者さんなどが通院されていますが、もちろん長く治らないノイローゼで通院されている方もいらっしゃいます。

ノイローゼを周囲の人に相談してもなかなか理解が得られなかったり、真剣に取り合ってもらえずに余計に落ち込んでしまうこともあるでしょう。

ただ、ノイローゼは神経症であり、心のバランスが不安定になっている状態なので、治らないままであれば、いずれうつ病へと悪化することも考えられます。

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もちろん、何かのきっかけで一時的にひどく気持ちが落ち込んだりしても、再び何かのきっかけで気持ちが晴れるようであれば、ご本人がノイローゼが治らないと思い込んでいても、治療が必要なほどではないかもしれません。

たとえば、育児ノイローゼの患者さんが来院されることがありますが、睡眠時間が足りていなかったり、他人の赤ちゃんと比べて不安になったり、社会から取り残された気分になったりと、育児ノイローゼに陥る原因はさまざまです。

それでも、お赤ちゃんの笑顔に接したり、家族のいたわりの一言で治らないと深刻に考えていたノイローゼが改善するケースもあります。

逆に、どんな些細な症状であっても、治らないと決めつけてご自身を追い込んでしまうと、治らないノイローゼどころか悪化させてうつ病を発症することもあるわけです。

そして、身体の疲労や過剰なストレスがノイローゼに結びつきこともありますが、心療内科を受診してきちんと診断を受けてみると、ノイローゼの原因がホルモンバランスの乱れによるものだったというケースも少なくありません。

育児ノイローゼの場合は、出産に伴うホルモンバランスの変化や睡眠不足が原因になっていることもありますので、いつまでたっても治らないと不安であれば、早めにこばやしクリニックで適切な治療を受けていただければと思います。

ノイローゼ自己診断チェックリスト

以下の質問に「はい」か「いいえ」で答えてみてください。

1. 心の状態

✅ 強い不安や恐怖を感じることが多い
✅ 常に緊張している、リラックスできない
✅ 気分の浮き沈みが激しい
✅ 何か悪いことが起こるのではないかと過剰に心配する

2. 体の症状

✅ 動悸や息苦しさを感じることが多い
✅ 頭痛やめまい、胃の不快感が続く
✅ 疲れやすく、倦怠感が抜けない
✅ 食欲が減退または増加している

3. 行動の変化

✅ 仕事や勉強に集中できない
✅ 些細なことでイライラしやすくなった
✅ 人付き合いが億劫になった
✅ 同じことを何度も考えてしまう(強迫観念)

4. 睡眠の状態

✅ なかなか寝つけない、または眠りが浅い
✅ 夜中や早朝に目が覚める
✅ 悪夢を見ることが多い

判定の目安
「はい」が0~3個 → そこまで深刻ではない可能性が高い
「はい」が4~7個 → ストレスが溜まっており、注意が必要
「はい」が8個以上 → ノイローゼの可能性があり、専門家に相談をおすすめ

 

どうすればいい?

もし多くの項目に当てはまる場合は、以下の対策を試してみてください。

ストレス発散(運動・趣味・リラックスする時間を作る)
生活リズムを整える(規則正しい睡眠・食事)
信頼できる人に話す(家族・友人・カウンセラー)
専門機関を利用する(心療内科・精神科・カウンセリング)

 

注意点

自己診断はあくまで参考です。症状が長引く・悪化する場合は、早めに専門家に相談しましょう。

気になることがあれば、もっと詳しくお話を聞くこともできますよ。

自分で出来るノイローゼを改善する方法

1. ストレスを減らす工夫をする
リラックスする時間を確保する
深呼吸(4秒吸って、7秒止めて、8秒かけて吐く)
ストレッチ・ヨガ(体をほぐすことで緊張を緩める)
好きな音楽を聴く(リラックスできる曲がおすすめ) 

自分の気持ちを吐き出す
信頼できる人に話す(友人・家族・カウンセラー)
日記を書く(思いを言葉にすると整理しやすい)

 

ストレス発散を意識する
適度な運動(ウォーキング・ジョギング・ダンスなど)
趣味に没頭する(絵を描く・ゲーム・料理など何でもOK)

 

2. 生活リズムを整える
規則正しい睡眠をとる
毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる
寝る1時間前はスマホやPCを避ける
リラックスできる環境を作る(暗めの照明・静かな音楽など)

 

栄養バランスの良い食事をとる
ビタミンB群・マグネシウム(神経を落ち着かせる)

→ バナナ・ナッツ・魚・ほうれん草
トリプトファン(セロトニンの材料)

→ 牛乳・ヨーグルト・豆腐・チーズ

 

カフェインやアルコールを控える
コーヒーやエナジードリンクを飲みすぎない
アルコールは一時的にリラックスできても、翌日不安が増すことがある

 

3. 考え方を少し変えてみる
「完璧じゃなくてもいい」と考える
何でも100%やろうとするとプレッシャーになる
**「まあ、いいか」**と少し肩の力を抜いてみる

 

考えすぎを防ぐ(思考のクセを見直す)
「失敗したらどうしよう…」 → 「やってみないと分からない」
「周りにどう思われるかな…」 → 「自分が心地よいことを大事にする」

 

4. どうしてもつらいときは…

長引く場合や改善しない場合は、専門家に相談も検討しましょう。

心療内科・精神科 → カウンセリングや薬の選択肢もある
電話相談(無料の相談窓口もあり)

 

🌱 まずは小さなことから!

一気に全部やろうとせず、**「できそうなことを1つだけ」**試してみてくださいね。


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