精神病の名医よりも信頼できる医師探しを

 

精神病の名医よりも信頼できる医師探しを

精神病 名医心の病は、すべて精神病という一言で片付けられてしまうこともありましたが、現在は精神病への理解も進んで、それまで精神病とされていた疾患も神経症やうつ病、自律神経失調症のように、一つ一つの疾患として理解され、精神病疾患の治療も受けやすくなっているのではないでしょうか。また、精神病のための診療科となれば、昔は精神病院ということになりましたが、現在は精神病院という名称はなくなり精神科病院となり、さらに精神科や心療内科であれば治療を受けやすいかもしれません。ただし、精神科の名医や心療内科の名医となると、他の診療科と違って名医探しは困難かもしれません。

精神病 名医
たとえば、内臓の疾患にしても外科の症例にしても、手術の技術が優れていれば名医と称されるでしょうし、進行した癌から奇跡の生還をすれば、担当医師は名医という評価を受けるでしょう。事故で重傷を負っても順調に回復すれば、救命の名医のおかげとなるかもしれません。さらに、適切な判断で病名を突き止めたり、治療方針が的確であれば名医ということになるでしょう。ただ、精神病のような疾患の場合、患者さん一人一人に症状の違いがあり、その治療方針も違って当然で、なかなか名医という評価を受けるのは難しいことになります。また、名医というのは患者さんが診断に納得して、満足できる治療だと感じることで判断することなので、名医という評価には基準がないとも言えます。そこで、精神病の場合、名医に値すると思えるような治療を受けるためには、担当医師との信頼関係が重要になってくるのではないでしょうか。

精神病の診療科を受診される患者さんの場合、身体の痛みや不調と違ってご自分の状態を説明できないことも多く、診断に時間がかかることもあります。さらに、治療に関してもこの薬で熱が下がる、この治療で痛みが取れると言うように効果がすぐに現れるとも限らず、患者さんによっては途中で治療をやめてしまう方もいらっしゃいます。そして、精神病の名医探しを繰り返すことになるのかもしれませんが、まずは信頼できる医師に出会うことが大切かもしれません。


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